上棟(栄町の家)

長期優良住宅では、建築基準法では規定がない、水平面の剛性が問われます。
1階のササラや2階の梁などの県産材の杉を用いた構造材を、あらわしで化粧にしましたが、その上に貼った構造用の合板もそのままが1階や2階の天井の仕上げとして見せました。
滋賀県産の桧の合板がきれいだったので、それを仕上げ材にしようと考えていました。
上棟の日に、1階も2階も天井が貼れると工夫したつもりでしたが、あいにく上棟日が雨の予報で、合板が濡れてシミになったら困るので、延期をしたりなにやら・・・協力いただく大工仲間やレッカー屋さんなどみなさんを振り回すことになりました。
当日は、息子のあきら君が棟木を納めてくれました。