面格子をつかった耐震補強

kikito建築塾では地域材の小径木を活用した面格子をつかった耐震補強に取り組んできました。
 午前中は、多賀町の駅前で施工中の古民家改修工事現場の見学会です。県立大学の高田先生により、耐震診断や改修内容についての説明を受けました。
 午後は、稲枝の下石寺町で面格子を組立て、組みこんでいく作業です。17日に行われた格子材のベニガラ塗りとあわせ、地域の皆さんや県立大生のワークショップとして行われました。ここは、空き家になっていた古い家を学生さんが下宿として住んでいるところです。お昼ごはんは、学生さんによるまかないと、町の方のさし入れのおでんをいただきました。
 耐震的には、筋交いや合板を用いる方が安くて強くできますが、壁で閉じてしまうにのでない、光や風も入り、粘り強い格子壁です。