豊かで小さな家 紀寺借家

NPO法人古材分化の会主催の「紀寺借家なおし展」へ行きました。
奈良の中心部の紀寺(ならまち)には大正から昭和初期の借家や長屋が多く、住まれていない空家も多く残っていました。
壊してしまうことは簡単なことですが、それをなおして残していこうとする活動です。
築98年になる借家の改築です。技術的なこともありますがそれよりも古い木造の町家や民家の魅力を住まい手に伝えることにあると思いました。
私たちの地域でも、空家が増えてきつつあるように感じます。古い、使いにくいといったことで簡単に壊さず、使い続けるにはどうすればよいのかと考えさせられました。