「木と土でつくる家の温熱環境」

 昨年より、木考塾(木造在来工法住宅を考える会)に参加さていただいてます。木考塾では、忘れ去られている森林の重要性や、日本の木の文化、それを支える伝統的な技術などを体験し学ぶため、2ヶ月に1度の定例会では講師を招いての勉強会や見学会が企画されます。
 今回は、「木と土でつくる家の温熱環境」という内容で、愛知産業大学の宇野先生によるお話でした。
 身近で自然に還る木と土で出来た家は、気持ちがよいとか、空気が違うなどイメージ的な話はよく耳にしますが、その温熱環境の研究は取り組む人も少なく、情報も少ないようです。宇野先生は、それに取組み、説明できる数少ない研究者のお一人ということで、いろいろな実験などの情報をもとにしたお話を聞くことが出来ました。