断熱工事(本町の家)

SI邸では、地域ブランド化事業に取組んでいますので、長期優良住宅の認定をとっています。そのため、温熱環境においては等級4の基準での施工となります。工法や断熱材の種類は様々ですが、今回は、グラスウールを用いた内断熱での施工としました。高性能グラスウールを使い、水蒸気が躯体内に入り内部結露が発生しないよう、防湿シートで外周や天井を被っていきます。木の家づくりと気密化は一見そぐわない感じもしますが、温熱性能を上げ、無駄にエネルギーを使わないという方向では同じようにも感じます。外周の柱や梁などをビニールで包んでしまうことは正直残念なところはありますが、断熱材の厚みの確保、防湿層の施工においては有利なことは間違いありません。その分内部の柱や梁は表しで見せ、床や天井に木を貼ることで、さっぱりした感じの木の家になるでしょう。断熱サッシをはめ、遮熱の防水シートなども貼り、快適で省エネな暮らしをしていただけるようにとつくっています。